遊廓へ―女子ひとりで街歩き

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遊廓へ―女子ひとりで街歩き

  • 花房 ゆい【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 柏書房(2018/12発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760150663
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0026

内容説明

昭和レトロなかわいい看板、おもしろい形をした窓、色とりどりのおしゃれなタイル…そこでしか出会えない風景をさがして、全国各地の遊廓跡を訪ねてみました。著者お気に入りの遊廓をご紹介します!

目次

まるで映画のセット編(恋多き女たちの嬌声を聞く―「鳩の街」(東京都墨田区)
燃えた廓のランドマーク―「田町遊廓」(東京都八王子市) ほか)
色里の忘れがたい建物編(男と女の夢のあと―「気仙沼のダンスホール」(宮城県気仙沼市・太田租界)
風光明媚を誇った悲運の歓楽街―「吉文」(愛知県碧南市・衣浦荘) ほか)
昔からずっと夜の街編(変わらぬ水路と松並木―「尾花新地」(福井県越前市)
華やかな昭和の夜を垣間見る―「富岡二町通り」(群馬県富岡市) ほか)
遊廓跡に泊まる編(空中回廊のある妓楼―「新むつ旅館」(青森県八戸市)
はじめての遊廓遠征―「中村旅館」(青森県黒石市) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

90
著者は大阪・飛田新地にある料理店をSNSで偶然見て本物の遊郭建築に心を奪われる。さっそく大阪へ向かい街を歩く。そしてもっといろんな街を歩きたいという気持ちが強まり全国の遊郭を歩き写真に収める。女子ひとりで街を歩くのは心細く勇気のいる行動だったかもしれない。しかし彼女は遊郭の建物をしっかりと観察して撮っている。好奇心だけでない素直な写真だと感じた。図書館本2018/12/11

たまきら

34
墨田区鳩の街から始まるのが感慨深かった。アート仲間と以前この建物のイベントスペース化を求め内部を見学させてもらったからだ。出入り口が数か所あったり、それぞれの部屋にベルがあったり。部屋ごとの窓からの景色を見ながら、この部屋で長い時間を過ごしたであろう女性たちのことを想った。この建物が壊されるとき胸が痛んだが、近所の人たちには建物と共に残る複雑な人間関係が思い起こされるのかもしれない。需要と供給、法整備。光と闇。ただ郷愁とは呼べぬ寂れた町並みは、底暗いエンタテインメントだ。2019/04/04

かおりんご

29
旅本。明治や大正期に建てられた建物は、どこかモダンで美しい。特に窓に施された飾りが素敵。自分の身を売ることで生活してきた人にとっては負の遺構物ではあるが、不思議と人を惹きつける建物でもある。2020/09/27

つちのこ

11
若い女性に遊郭は人気があるようだ。著者の“遊郭愛”は半端ではない。この本を読むとそう感じずにはいられない。遊郭を巡る旅をそれこそ全方位、全角度から楽しんでいることが分かる。遊郭特有のオシャレな建物はもちろん、モダンなタイル窓やステンドガラス、うす暗い路地から寂れた銭湯、スナック、猫がいる風景なんてのも。ページをめくる私もうれしくなってくる。場所が場所だけに女性ひとりの突撃探訪は苦労したと思うが、じゆうぶんお釣りがくるくらいの出来栄えになっていると思う。※蛇足ながら森永の牛乳箱は昭和初期ではないと思います。2021/08/25

せっかちーぬ

10
読み友さんの感想に興味をもって、図書館本。『さくらん』の土屋アンナや『みをつくし料理帖』の奈緒など、大人なお遊び宿って、お金持ちな煌びやかイメージしかなかった。実生活とかけ離れたイメージしか持ってなかったんだな。著者が巡る街並み、建物、どこかに似てる。こんなタイル、あんな窓、どこかで見た。あ、私、温泉地の出身だった。家は行政地区に近いし、夜は全く出かけないので、知らなかっただけだと知る。色里とか赤線とかの意味も知らなかったし。2020/10/03

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